商品には、その商品独自の価値が存在します。
それが、その商品によって得られる顧客の喜びです。ですが、この顧客の喜びを本質的に理解しながら事業を進めている会社は決して多くありません。
しかも、顧客の喜びを、表面的な喜びとその奥にある「本当の喜び」まで理解している会社は少ないように感じられます。
そして、価値には、いくつかのレイヤーがあります。
一般的には企業価値、事業価値、商品価値となります。
それらの‘らしさ‘に一貫性を保たれていないと、顧客は離れていきます。
‘らしさ‘に一貫性を保つ取組みとして、インターコミュニケーションに積極的に取り組む企業が増えてきました。
社員によって「独自価値」や「らしさ」の認識が異なると、ものごとの判断がバラバラになったり、向かう方向性に違いが生じるてしまうからです。
そうなると当然、顧客や市場に与える印象がバラバラになってしまい、結果として事業価値を落としてしまうことになります。
それはまた、業務のムダを生むばかりではなく、生産性を下げてしまいます。
事業の独自価値が共有されていない企業では、社員のストレスも高まってしまいます。
事業の独自価値を明らかにし、それを自分ゴト化させ事業への主体性を高める取組みを「インナーコミュニケーション」と言います。
事業価値や企業価値の向上、社内のエンゲージメントを高める狙いでインナーコミュニケーションに取り組む企業が増えています。
事業の独自価値を理解し、関わる事業への愛着と誇りを持つことが内発的なモチベーションと主体性の向上を促します。
事業の独自価値を明らかにし、情報として発信するとともに、社内で社員がその価値を商品力、情報発信力、顧客体験の強化への転換していく。そうした流れをつくる取組みが「インナーコミュニケーション」です。
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